一般の方には馴染み薄く、たぶん誰も聞いたことがないだろう資格に「貸金業取扱主任者」というものがあります。
合格率は令和04年度で26.6%だそうですから、少しずつ難易度は上がっているのでしょうけど、金融機関上がりの人であれば、ほぼストレス無く8割程度は合格できるのではないでしょうか…
その貸金業取扱主任者資格も「貸金業」を営むには必要な資格で、弊社でも許認可を頂戴するために、私を始め複数の主任者をキープしています。
この主任者資格の更新がナカナカの曲者で「3年に一度」期日が来ますし、宅建士(旧主任者)より更新期間が短いうえにその手続きが宅建より煩雑且つ面倒という難解モノでもあります。
来年1月に更新時期を迎えるため、今年の4月くらいからその準備が始まり、6月にオンラインで8時間近い講習をバッチリ受け、必要書類を役所から入手し、さて「更新手数料を振り込もうか…」と、午前中、会社近くの銀行へ手続きに向かいました。
貸金業協会協会が資格更新をサポートしてくれるので、専用振込用紙を使用しての「窓口扱い」となりました。
振込する更新手数料は3,150円。
振込手数料は所定の銀行手数料で…とは書いてありましたが…
その銀行の窓口で支払う振込手数料は、何と!! 1,100円だと云うのです(>_<)
えっ、3,150円振り込むのに、手数料が1,100円?? そんなにするんかい?
私の頭の中のイメージでは、高くても精々550円(消費税込みで)と思っていたので、ちょっとビックリΣ(゚Д゚)
(まぁ窓口のお姉さんにイチャモンつけても値下げして貰える訳ないし…)
ここは我慢で振込手続きをして来ました。
でも、3,150円に1,100円の手数料って高くないですかぁ…
昔は「30,000円が振込手数料の基準」で、印紙税対象になるかどうかで収入印紙を貼る分、30,000円未満と以上で振込手数料が200円くらい違いましたが、3,150円なら印紙税も銀行は負担しないんでしょ。
融資手数料やら何とか手数料やら、いろいろ手数料を創設しては収益源の開拓に勤しんでいる昨今の金融機関ですが、なんていうか、品が無いと云うか、浅ましさを感じるのは私だけでしょうかね…
もうちょっと違うところで儲ける方法を考えた方が…
これでは後発組に資金決済機能も根こそぎ持って行かれてしまう日も近いのではないか?
そんな事を感じブツブツ言いながら事務所に戻って来ました(笑)
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