事業再生の現場から

金は三倍、大工は1/3、そしてガソリンは元通りに…

お早うございます。

国内で販売される純金価格が1g10,000円を超えたそうです(゚д゚)!

私が社会人成りたての頃、凡そ40年近く前になりますが、当時の金価格は1g3,200円くらいでしたので、この40年で3倍以上値上がりした事になります。

 

今朝TVニュースを見ていたら、国内大工さんの数が減少の一途を辿った結果、1980年当時と比較すると、その数は1/3に減少、今後は住宅建築工事棟数にも影響が及び兼ねないと、各メーカー独自の対策を講じているとの報道を目にしました。

例えば「現業のイメージ」を払拭すべく、ユニフォームを海外メーカーに開発して貰ったとか、給与水準を引き上げ、30歳代で最高900万円の年収を用意しているとか…

その他、大工さん不足に対応するように、現場での加工組立工程数を極力減らすため、自社工場でのプレハブ化に真正面から取り組んでいるメーカーさんとか、大工不足への対策は千差万別のようですが…。

 

それからガソリン価格がまた騰がって来ました。

ウクライナ戦争を契機に世界的な資源争奪戦が始まった中での「円安」が最も痛い原因だと思われますが、石油精製メーカーへの政府補助金が再延長されるようで、またガソリン価格は170円/L台の水準に落ち着きそうだと言いますが…。

このガソリン価格170円って水準は、これもほぼ40年前と同じ水準だと思います。

当時私は新潟に居て中型バイクに乗っていたので憶えていますが、当時のガソリン価格は凡そ160円~170円くらいでした。

平成7年(1995年)当時、円が対ドルで80円を割り込み過去最高の円高水準を記録した当時のガソリン価格が80円~90円/L台だった事を思うと、現在のガソリン価格は…隔世の感がします。

現在の円ドル相場が150円=1$近い水準で推移している事を考えると、ほぼ原油の全量を輸入に頼っている我が国の「購買力」(円の力)が弱いがために、買い負けでガソリン・食料品等々が騰がっていると理解すべきなのでしょうか。

 

40年経って、金は3倍、大工は1/3、ガソリン価格は元通り…

これをどう説明・解釈して良いのか私には分かりません。

誰か分かっている方がいらっしゃったら、是非ご教示いただきたい、ですね(^^;

 

 



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