事業再生の現場から

米国金利据え置き決定、でも利上げは終わりじゃない!?

お早うございます。

注目されていたアメリカFOMC(米連邦公開市場委員会)は、13日~14日の日程で開催され、現行の主要政策金利の据え置きを決めました。

米国ではこの1年で基準金利の引き上げが続き、短期市場金利が5.00~5.25%水準となっていましたが、度重なる利上げで、一部の中堅銀行の経営悪化が表面化する等の「副作用」が金融不安を再燃されるリスクが囁かれる局面が出現したりと、金融政策当局が神経を使う局面かと思います。

金利上昇によって企業による設備投資の抑制も発生している一方、物価上昇や賃金上昇は未だ続いているとの報道もあり、沈静化しないインフレに対して、今回は「様子見」を決め込んだ可能性もあります。

実際会議に参加したFRB議長は、7月以降の再利上げも「可能性あり」とコメントしているので、年内の利上げは「規定化路線」でもあるようです。

 

日本国内に目を向けると、コロナ禍後の「リベンジ消費」と世界的な資源争奪戦と円安による「買い負け」で、物価上昇に追い立てられるような「賃上げ」も続き、安い円をチャンスと見た外国人観光客の来日ラッシュが続きます。

市場では外国人著名投資家による日本株買いが明らかになり、東京株式市場はハイテク・半導体関連株を中心に、連日の「大商い」と盛り上がりを見せています。

株式市場が活性化すれば、やがて、実態経済にも「恩恵」が染み出て来ます。

と、ここまでは日本にとって「良いシナリオ」が続いているようにも思えますが、どうも釈然としません。

 

化けの皮が剝がれる…とか、そんな事はないのかしら…

天邪鬼(アマノジャク)の気が、頭をもたげて来ます…

好事魔多しとも言うし、敢えて地に足のついた言動、慎み深い行動を心がけようと思います。

 

 

 

 



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