事業再生の現場から

Chat GPTで駆逐される仕事…

お早うございます。

週間天気予報が若干良い方に外れ、宇都宮は良い天気になりました。

6月に入り「梅雨入り」は間近ですが、貴重な晴れ間、今日は外出しても風が気持ちよさそうです!(^^)!

 

最近「Chat GPT」なる単語(言葉)を再三と言うか、ほぼ毎日のように見聞きします。

「人工知能(AI)と会話して全ての疑問を解決しよう!!」(Chat GPTアプリを使ってみて!!)と、サービス利用を促すキャッチコピーの文字が踊ります。

どうやら昨年11月から始まった同アプリの利用数が、既に20数億回とものすごい勢いで伸びているようなのです。

社内でも新しもの好きの社長が「有料のChat GPTを入れてみようか?」等と導入に積極的です。

何でも試しに使ってみた無料ソフトであっても、相当量の業界データが拾えるようですし、それなりに丁寧な解説も加わっているようなので、事業計画を策定する前段階で集める必要のあるデータや資料収集の手間・時間が圧倒的に削減できそうだと、今のところ高評価なのです。

なるほど…作業効率の向上・合理化には役に立ちそうです。

でもどうなんでしょう。そんなのに慣れてしまったら、自分で時間を掛けて苦労して調査するという習慣は廃れてしまわないでしょうか…。

 

アナログ人間の呟きは別として…

世界的には欧米を中心に、AI活用分野の制限を設定すべきか否かを巡って議論が巻き起こっているようです。

アメリカ・ハリウッドでは映画製作関係者が、業界へのAI導入制限を求めてデモを行っているというニュースも入って来ました。

その背景には、脚本から映像制作も、更にキャストも全てAIが生成した短編映画が出来上がったという「事件」があったようですし、たぶん内容も相当人の心を揺さぶるモノだったんでしょうね、これだけ多くの関係者が危機感を持ってデモに参加しているんですから。

 

海外の有力コンサルティング会社でも、ジュニアクラスのコンサルタントの解雇が急増中だそうです。

シニアコンサルタントの指示で資料収集や書類作成等の下積み作業を担当するジュニアクラスの仕事は、AIで十分可能になっているという証だと思います。

人手不足をカバーするのにAIの役割は非常に大きいと思いますが、映画で見るように、人間の意思を離れ人々の生活を脅かすものになってしまわないか、確かにここが考えどころかも知れません。

 

 

 

 

 

 



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