事業再生の現場から

生活保護受給者急増中との報道…

お早うございます。

今日から6月入りです。

梅雨の間もなくなのでしょうが、どんよりとした曇天の月初となりました。

毎年の事とは言え、雨の季節が始まるとなると、少し憂鬱な気持ちになってしまいますね、月初なのに…

 

憂鬱な話題ついでに…

読売新聞が伝えるところによると、新型コロナウィルスの影響を受け職を失い、全国で生活保護を申請する人たちが急増しているそうです。

伝播性の強さを恐れ人の動きが急停止した事や、感染防止のため屋外での行動を「自粛」して来た事で様々な「需要」が消失、関連する企業は売上急減という事態に見舞われ「雇用調整」をせざるを得ない状況が続いています。

政府も様々な「助成金・補助金」や「融資」という形で事業者を支援していますが、「背に腹は代えられない」と多くの労働者が職を失っていると言います。

結果「失業」保険で食いつないでいる人も居れば、そもそも失業保険の給付対象にならない人々も相当な数になるようで、全国で生活保護費申請の「第一波」が到来しているという記事でした。

 

生活保護を受けられる世帯(人)は、まだマシです。

「住み込み社員」として契約社員で働いていた人の事例では、雇用関係の終了と同時に「住居」も失う事になり、生活保護費の申請を行うにも「住所地」が不定では申請も儘ならないと言います。

 

ここに来て、新型コロナウィルスとは「共生」せざるを得ず、「with コロナ」なる造語が巷に拡がって来ました。

感染症に遭うリスクは「緊急事態宣言」の収束で、今後ますます増えて行くのでしょうけど、コロナに死命を制される前に「経済問題」で国民生活が困窮に追い込まれる様子が、全国に拡がって来てしまった印象です。

 

コロナが怖いか失業が怖いか…

私達も「覚悟を決めて」考えなければならないようです。

 

 

 



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