事業再生の現場から

「ウィルス禍」騒動は続く(*_*;

お早うございます。

この2か月余り連日のように「新型コロナウィルス」関連のニュースが続いていますが、一向に収束する気配が無く、国内感染者数の伸びも収まる様子が見えません。

中国発・韓国・日本と当初は東アジア中心に広がった汚染域ですが、陸続きで次は東南アジア(ASEAN)各国に拡がってしまうのかと思っていたら、遠くイランやイタリアに感染患者が多数発生、WHO(世界保健機関)によると「今や新型コロナウィルスによるパンデミックは欧州を中心に起こっている」と指摘されるほど世界全域に拡がってしまいました。

この間、学校閉鎖が続いたり、スポーツや各種公演・興業の自粛が続いたり、他方ではマスクや紙類の生活必需品の品薄状態が続く等々、私達の生活にも少なからぬ影響が続いています。

 

集団感染を防ごうと、企業活動においても大手を中心に「テレワーク」を導入しているケースを見聞きします。

「対面」で行って来たミーティングや商談等を極力「PCやモバイル機器」を使った「非対面型」に切り替える事で、「接触を避け」ウィルスの感染リスクを排除しようと言うものです。

私が所属する「異業種交流会」の週一ミーティングも、3月からは「ZOOM」アプリを使ったオンライン会議に切り替わりました。

大手企業で働くビジネスマンにとっては(海外等遠隔地との連絡や情報交換の手段として)珍しくも無いオンラインミーティングですが、今回のウィルス騒ぎによって、多くの中小企業でも導入した(する)ケースが増えていると思います。

悪い面ばかりが強調される「ウィルス禍」報道ですが、中小企業でも遠隔地との非対面型面談が「ローコストで実現」する事ができる事を知り、結果的に「合理化」が進むきっかけになった事は「唯一」と言って良いくらい良い面だったんじゃないのかな…。

 

株式市場では月初から乱高下が続く中で、着実に株価は切り下がっていますし、景気判断も「減速・悪化」方向に向かっている事は間違いありません。

東京オリンピックも予定通り開催できるかが「危ぶまれている」状況ですし、国会で議決されたばかりの「感染症予防を目的とした非常事態宣言」が、いつ発令されるかも分からない状況です。

 

それでも太陽は登り、今日のうちに沈んで行きます。

不安なニュースが流れる毎日ですが、私達は日常の生活を続けて行くのです。

先の見えない状況が続きますが「泰然自若」と、落ち着いた判断・行動を心がけたいものです。



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